扇子の選び方
よい扇子の見分け方を知っていますか?上質なものを見極めることができれば、さらに扇子ライフを楽しんでいただけるはず。お求めのときに役立つチェックポイントをお教えいたしましょう。
まず開閉がスムースなこと。次に開いたときに戻りがないこと。扇骨と布のバランスが悪い扇子は、布に引っ張られて閉じる方向に戻ってしまいます。きちんと開ききるかを確かめましょう。閉じたときにゆがみがないことも大切です。もちろん地紙と骨の境目、親骨と布地の接着部分、布扇子であれば縁紙部分など、端々をチェックすることも忘れずに!
涼しい風をたっぷり呼び込むのは、地紙部分の大きい地長の紙扇子。あの源氏物語の中にも、源氏が「これ(檜扇)では風がぬるくていけない」と紙の扇子を探すシーンがあります。大短地なら60間のように、扇骨が密でよくしなる上質の竹を用いたものがおすすめです。やわらかい風をお好みの方には、こちらがいいかも。
※60間…骨の本数が60本ある扇子のこと。扇骨の材質を揃えて、正確に薄く削ぐ技術が必要なため、高級品とされています。

大風量

60間
末がきゅっと締まった紙扇子、末広がりでおめでたい姿の布扇子。閉じた姿にもそれぞれの個性があります。親骨に螺鈿(らでん)やラインストーンをあしらったものもあり、使わないときの美しさも扇子の魅力と言えるかもしれません。扇子をお求めの際は開いて、閉じて、実際にあおいでみて、好みに合い、手になじむものをお選びください。

扇子本体だけでなく、袋や箱、チャームも吟味して。特に袋は、細工の凝ったものが多いのです。ビーズ使いやシノワ調の組み紐ボタン、金糸の刺繍など、扇子のデザインに合わせたディテールにも注目。形もシンプルなさや型、かぶせ型などさまざまです。母の日などの際に行っている名入れサービスも好評ですよ。

